日頃から当店をご利用頂き誠にありがとうございます。
皆様に支えられて、2025年11月1日にPockyは5周年を迎える事ができました。
5年の節目という事で、周年に相応しい商品を求めて8月〜9月にかけての2週間、アメリカのホームタウンでもあるオレゴン州ポートランドに買い付けに行って参りました。
今回は以前よりも広範囲で古着を探し、新たなディーラーともたくさん繋がる事ができ、去年親しくなったディーラーとシアトルに遠征もして、間違いなく今まで以上にクオリティの高いVintageを集める事ができました。
そんな中でも特にPockyらしいアイテムを5周年で入荷しました。既にSoldとなった物もありますが、まだまだ良い商品を多数取り揃えてます。本日で全て掲載し終えたので、是非ゆっくりとご覧下さい。
…ここからは今回の買い付けの模様を写真も添えて振り返っていきます。興味のある方は引き続きどうぞご覧下さい。
ポートランドまではデルタ航空でシアトルを経由して向かいます。
PDX(ポートランド国際空港)最近新しくなってとても綺麗。
アメリカの空はいつ訪れても青く広く感じます。
休む間もなく早速ディーラー宅で古着を探しました。(時差ボケなし!)

ビールをご馳走になりながらポートランドに到着してすぐに良いアイテムを買い付ける事ができました。Thank you Jared!
宿泊先はいつもお世話になっている友人宅。古着屋等も周りにたくさんあるとても良いエリアなので、近所は自転車を借りてサクッと移動してます。

現地のスケート仲間の友人が営んでいる「TELEPHONE VINTAGE」
ここは元々はクリーニング店だったそうで、昨年この場所に移転してリニューアルオープン。行けば毎回何かしら良い物が見つかってます。
同じHawthorne Stにある「KISSING BOOTH」良質でセンスの良い古着がセレクトされています。
こちらは少し離れたダウンタウンにある系列店。
ポートランドやシアトルのディーラーがセレクトした商品が買える店舗。今回は全体を通したテーマで“量より質”を重視して買い付けました。

「PORTLAND FLEA」ポートランドのローカルフリーマーケットに行きたくて、開催される日程に合わせて航空券を買いました。
巨大な倉庫に出店者が個々にブースを借りて古着や家具を販売している「MEMORY DEN」
既にSoldになった60s PENDLETON Wool Board Shirt。発祥の地ポートランドで良い個体が見つかるのはとても喜ばしい。
アイルランド人オーナーが営む「TIP TOP VINTAGE」こちらでも素晴らしいウールシャツが2着も。
初めてポートランドを訪れた際に1番最初に入った思い出深い古着屋「HOUSE OF VINTAGE」

自分好みな良いTシャツがありました。

去年たまたま出会ってお互いメタルミュージックも古着も好きという事もありすぐさま意気投合し仲良くなったディーラーのHixon。事前に購入していたTシャツを取りに行くついでにガレージも見せてもらいました。
超広大な売り場面積の「HOLLYWOOD VINTAGE」個人的に大注目しているVintage UFCアイテムが見つかりました。こちらも既にSold。
ディーラーにオススメしてもらったThrift Store「VILLAGE MERCHANTS」で90s HARLEY Hatを見つけました。こちらもSold。
なかなか見つからずに苦戦していた50s Rayon Shirtと人気のPatagonia Snap-T(Sold)が「RED FOX VINTAGE」で立て続けに。
ポートランドは狭いエリアに古着も飲食店も全て凝縮された様なとても住みやすく動きやすい街なので、自転車以外にバスもよく利用します。
この日は前回訪れる事ができなかったエリアに。「WINK VINTAGE」では90s Converce、「COPPER MOON VINTAGE」ではまさかの60s LEVI’S 518 “Black Katsuragi” Pantsが。今回の買い付けの中で間違いなく1番テンションが上がった瞬間でした。スリフトも隈なくチェック。
ポートランドで1番好きな古着屋と言っても過言ではない「YELLOWSTONE VINTAGE」以前から事前にアポを取ってバイヤーとして古着を見させてもらっていたのですが、今回ご厚意でバックヤードと2階のストックルームも見せて頂ける事に。僕の目は輝きっぱなしだったと思います。ここで一気に周年用のアイテムが集まりました。
新らしくオープンしていた「CREATURES CLOSET」で見つけた60s Shadow Plaid Rayon Shirt。ポートランドは“KEEP PORTLAND WEIRD”というスローガンがある位個性を重んじている街なので、個性的な古着屋さんもたくさんあります。そして僕自身もこの街に魅力され影響を受けた1人なので、今の様に美容師もやりながら古着屋も営む形態の店舗を作り上げました。
今回はポートランドだけに留まらず、ディーラーのHixonと共にシアトルで開催された「THRIFT CON」というアメリカの中でも大きなイベントにも行ってきました。シアトルで有名なディーラーからも直接買い付ける事ができたり、7時間かけて古着を探し続けて欲しかった物が手に入れられたり、とても良い経験になりました。(深夜2時帰宅)
ある日スリフトストアを見ていた時にたまたま同じお店にいたようで、以前から僕のインスタをフォローしてくれていた初めましてなディーラーから連絡が来て買い付け終盤にショウルームを見せてもらえる事に。嬉しい反面正直困りました、最後の最後に欲しい物が出てき過ぎて。ここに至るまで今回絶対欲しいと思っていたモヘアカーディガンを1着も見つける事が出来ていなかったのですが、奇跡的にまとめて4着も見つかり、勿論全て手に入れました。その他は予算と照らし合わせながら渋々厳選する事に。次回訪れる時がとても楽しみになりました。
毎日古着と向き合い続けた長かった2週間も、この作業の瞬間を迎えると、もう帰国の時が迫っているのか、とちょっと切ない気持ちになります。
いつ来ても居心地が良くて大好きなポートランドの街並み。
スケートボード仲間もたくさんいるので、僕にとっては本当に居心地が良くて身近に感じる事ができる“ホームタウン”の様な場所です。皆と会って一緒にスケートする事も、ポートランドに定期的に訪れたたい理由の1つですね。
帰りのポートランド→シアトル便が全く飛ばずに大幅遅延、勿論シアトルに着いた時に乗るはずの羽田便は既に飛び立ってしまい一瞬焦りましたが、さすがに旅慣れしているので冷静になれてすぐさまヘルプデスクでその旨を伝えて成田行きのハワイアン航空に無料で変更してもらい、遅くはなりましたが無事予定の日程で帰って来れました。
最後の最後にアクシデントがありましたが、今回は確実に過去最高の買い付けができました。5周年入荷商品の次は新年入荷商品も控えてますので、そちらも是非ご期待下さい。
これからも皆様に魅力的な商品を届けられる様に、美容師の仕事と並行しながら古着屋としてもアメリカ買い付けに拘り来年も買い付けに行ける様努めて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
Pocky SALON & STORE Owner 山田 大夢